「106万円の壁」賃金要件撤廃に対応 「シフト手帳 byGMO」の無料「扶養の壁・年収の壁診断」が最新版に

GMOインターネットグループのGMOタウンWiFi株式会社は、シフト管理・給料計算アプリ「シフト手帳 byGMO」の無料機能「扶養の壁・年収の壁診断」を更新しました。2026年10月1日(木)に施行された社会保険の適用拡大、いわゆる「106万円の壁」の賃金要件撤廃に対応した最新版で、2026年10月16日(金)に公開されています。
この診断では、年齢、勤務先の規模、週の労働時間、学生かどうか、配偶者の有無などの質問に答えます。すると、税金と社会保険それぞれについて、自分に関係する壁と年収の目安を約3分で確認できます。会員登録やアプリのインストールは不要で、Webブラウザから誰でも無料で利用できます。2026年4月の公開以来、累計利用者数は14,811人(2026年9月時点)です。
加入の分かれ目は「年収106万円」から「週20時間」へ
2025年6月に成立した年金制度改正法により、2026年10月1日(木)から、短時間労働者の社会保険加入要件のうち「月額賃金8.8万円以上(年収換算約106万円)」という賃金要件が撤廃されました。今後は、従業員51人以上の企業に勤め、週の所定労働時間が20時間以上であれば、年収にかかわらず原則として社会保険の加入対象になります。加入するかどうかの分岐点は、「年収106万円」ではなく「週20時間」に変わりました。
企業規模の要件も、次のスケジュールで段階的に拡大されます。なお、昼間の学生は引き続き加入対象外です。
- 2027年10月:36人以上
- 2029年10月:21人以上
- 2032年10月:11人以上
- 2035年10月:10人以下(全面撤廃)
一方で、123万円・169万円・178万円などの税金に関する壁や、社会保険の扶養に関する130万円の壁は、これまでどおり存在します。勤務先の規模や家族構成によって、関係する壁は人ごとに異なります。そこで、「106万円と130万円の違いがわからない」「改正前の目安だった103万円を今も上限にしている」「今の働き方で損していないか不安」といった声に応えるため、診断ロジックが最新の制度に合わせて更新されました。
診断で何がわかる? 4つの特長
まず、勤務先の従業員数と週の労働時間をもとに、賃金要件撤廃後の社会保険加入要件を反映して判定します。結果画面には、該当する壁ごとに「今の想定年収なら住民税なし」「社会保険料なし」といった判定が表示されます。あわせて、その壁を超えた場合に手取りがどう変わるかも示されるため、自分に当てはまる壁がひと目でわかります。
質問は最大10問で、回答するとその場で結果が表示されます。診断する年は2026年と2027年から選べるので、来年の働き方を先に確認することもできます。診断でわかった年収の目安は「シフト手帳 byGMO」アプリに引き継ぎ可能です。アプリではシフトを入力するだけで給料が自動計算され、設定した上限までの残額をグラフで確認できるため、壁に近づいたことに早めに気づけます。複数の勤務先の給与をまとめて管理することもできます。
制度に関する記述と壁一覧の数値は、二級ファイナンシャル・プランニング技能士が監修しています。ただし、診断結果は概算で、実際の手取り額や社会保険の加入状況を保証するものではありません。勤務先や加入する健康保険組合の基準が優先されます。
「シフト手帳 byGMO」とは
「シフト手帳 byGMO」は、パート・アルバイト・派遣社員など、シフト制で働くすべての人に向けたシフト管理・給料計算アプリです。シフトの登録・管理、月別の収入グラフ、複数職場の合算管理、「扶養の壁診断」機能など、働く人の“お金まわり”をトータルにサポートします。シフト管理をすることでポイントを貯めることもできます。App StoreとGoogle Playで無料でダウンロードできます。









